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ふと感じたことの書き殴り


2006/11/01 (水)

うー。

3回生ゼミ。

出張して研究会に出席。 考えていることの話をさせてもらって少し頭を整理。

トンボ返り。参勤交代の時代だったら1ヶ月かかるところ。 これはもうテレポーテーションだよな。なんで人類はこんなに移動するのか。

帰りつくなりばったり。


2006/11/02 (木)

朝から。眠い。午前中使い物にならず。寝てた方がましだった。

学園祭前日で授業はお休みらしい。

白川静先生がお亡くなりになっていたようだ。蝸牛の歩みで大成功した学者人生。長生き。 いいなあ。

午後も使い物にならず。こらだめ。

百万遍。某学会の原稿を読んでもらう。 ディスカッションしているうちに、 新解釈の可能性を見つける。まあ本当の研究者の間では当然の解釈なのかもしれんが。 しかしそうなってくると、この発表、ネタが論文2本分あるよ。 半分にするか・・・。

飯食いながらDVDで『チャールズ・マンソン』見る。エロはよいのだが、 イカれているひとびとがイカれているだけでまったくダメダメ。 この事件は、人々の幻想とか、 マンソンとナンバーツーの葛藤を描かないとわからん。

あちこち人に教えを乞う。私は人に助けてもらわなければ何者でもない。 (助けてもらっても何者でもないが、すこしはましなノバディになれると思う。)

まあ明日せいいっぱいがんばろう。


2006/11/03 (金)

午前中から。今日から学園祭だが、まだ静か。

うぉー。もう一息。

プロメテウスは電車の確認。早朝に出れば昼には着くのか。 帰りは向うを18:30に出るのに乗れれば11時には帰りつけそうだ。

百万遍で某君に教えを乞う。♪I get by with a little help from my friends。 しかし人に頼ることができるということも美徳の一種かもしれない。 いつかは助けるがわに回りたいものだが。


2006/11/04 (土)

学園祭。私も参加したかった。 来年度某学会をうちで開くという話があるようで、来年も無理かもしれん。しくしく。

学会。

発表原稿はこんな感じかな。

8時ごろに熊本着。あれ、熊本はLRTとか走ってる。やっぱりあれいいよな。京都も導入 しようぜ。

二次会に合流。三次会まで。

ホテルでNHKの「ドキュメント北朝鮮」(再放送)にはまってしまい夜更し。 おもしろすぎる。NHKがこんな番組作るようでは北朝鮮もうだめぽ。


2006/11/05 (日)

二日酔い。ゲロゲロ。ゲロはいた弾みでベルトが切れる。不吉。

学会。合間にキャンパスを歩いたり。学生の「それは〜ばい」という とか話しているのを聞いて満足。 旧来の国公立は建物は古いが、キャンパスが広くて緑があってよい。 なんか学生もゆったりしている感じ。そういうんでは百万遍大学なかもうダメだよな。 やっぱり大学生活は物理的にも心理的にも余裕がないと。

シンポ。いわゆるお座敷。まああんなもんだろう。もう一つ盛りあげることが できなかったような気がする。 議論も足りず反省。それにしても、 私の議論や文章の詰めが甘いのはなんとかならんのか。 限られた時間で言うべきことをちゃんと言えるようになりたいものだ。 いつまでも誤字残すのもいいかげん本気で反省すること。もう 年齢的にちゃんとしないとならん。プロになりたい。 修行修行。Slow learnerすぎ。

ビール一杯飲んで帰る。事務室におみやげ。

『週刊文春』と『週刊新潮』だと『新潮』の方が読みごたえがあることを知る。

この規模の学会は、発表時間15分にして、5会場ぐらい使って参加者は老い も若きも全員なにか(「最近こういう勉強してます」)やることにしてはどう か。理系とか宗教学会とかたしかそんな感じだよな。年寄りは若者にあるべき 研究人生を示す必要がある。中堅も中堅としての役目を果たす必要があるんだ ろう。(もう中堅なのかもしれん。)あれ、「中堅」というのは「(1)ある集団 の中心となって活動する人。また、地位や規模などはそれほど上位ではないが、 中心となって働いたり、確実な業績を上げたりしている人や団体。」(大辞林)なのか。 まだ中堅じゃないや。めざせ中堅。

「ドキュメント北朝鮮」第3回はもうひとつ。


2006/11/06 (月)

朝から。気温が低くてつらい。まず部屋の片付け。次の仕事はなんだったかいな。

書類書いたり授業準備したり。

水道局に寄ってから衣笠。 授業しながら、前日のシンポは最後にちょっとコメントした「良心のサンクション」の他 に、さらに「許す」こととかについても誰かが(私じゃなく、心の清い人が) 語るべきだったんじゃないかと思った。

宇和島の腎臓専門はブラックジャックか。

夜中起きてしまうが、なにもする気になれず。 「ホームページ」をHTMLベタ書きにもどす。


2006/11/07 (火)

天気晴朗なれど風強し。

1回生ゼミ。がんばれがんばれ。

CiNiiの雑誌文献データベースからbibtexエントリを抽出してくれるゲートウェイが 欲しい。Amazonのはあるのだが( Lead2Amazon)。 簡単なスクリプトを書いてみるが、あとで確かめるとバグバグ。 CiNiiの入力方法が一貫してないのがいかん。

CiNiiとILLは着実に私の研究生活を変えている。それにしても哲学者はお互いに参照してない ものだな。理系の人間でこういうのはありえないだろうに。 本来雑誌論文はもっと重要なはずなのだが、哲学系の場合は誰も引用しないそもそも読まない。 もし学会についてなんか考えるのであれば、考えるべきはそういうところなんだろう。

あれ、ますます部屋がちらかっている。

どうも胆石もちが確定しているような気がする。 脂っぽいもの食べたり酒飲んだりするとじわりと痛むことがある。 父親も胆石持ちだったのでしょうがないのかもしれん。 激しく痛んで七転八倒する前になんとかしたいのだが、どうすりゃいんだろうか。 薬で解かしたりできるんじゃないだろうか。 とりあえずエコーとってもらうか。明日相談しよう。とりあえず この仮想的な胆石を「たんちゃん(ず)」と名づけておくか。 伝統的な男の病の疝気とかってのはちがうのかな。・・・疝気は膀胱や腎臓の 結石なのか。


2006/11/08 (水)

寒い。とにかく寒いのは苦手だ。暑いぶんにはなんの苦もないのだが。 コート着用。午前中から。

部屋片づけないと。 長期借り出ししている本もいったん図書館に返そう。 自分の本も図書館が預ってくれればよいのだが。

なかなかemacsから離れられない。 これはもう一生つきあうことになるのかもしれん。頭のなかで emacsに侵食されている部分は馬鹿にならん。

UNIXコマンド群とemacsというミーム? ほとんどなんの役目も果たさない利己的ミームは 入りこんでいないのだろうか。ソースコードのコピーライトなんか の文字列がそれだろうか。rms@gnu.orgとかhanda@m17n.orgとかとてつもなく繁栄してるよな。

なんか目がしょぼしょぼする。3回生ゼミ。

会議。

Windowsを入れるためのATXマシンを 一台もらう。基板は安いやつ入れなおすかな。

しょぼしょぼ直らず。なんだろう。発熱してるのだろうか。

ニックで石油ストーブと電気ポットを買う。湯たんぽも買おうかと 思ったが、今回は見送り。寒くなったら考えよう。

ブラックジャックは捨てる腎臓も使える。すげー。

しょぼしょぼ。こらまずい。でも BSで『ダーティーハリー』観たり。「よんよんマグナム」はいいけど、 法律知らない刑事とか前歴がない凶悪犯なんて設定は ぜんぜん共感できんな。70年代は遠すぎる。

もう私は年齢的に試験受けても刑事になれないのかな。「倫理学デカ」「哲学ポリス」 とかだめだろうか。 いきなり犯人に人の道を説教したり証拠物件の実在性や推論の正しさについて議論はじめたりするような。やっぱり冤罪を恐れず、偏見や予断をとりあえず信用して推理しはじめちゃう「ベイズ確率デカ」か。「犯人は、うーん、若い男だ」。 「探偵助教授」ならありそうか。いっそ「探偵名誉教授」をめざすべきか。お弁当持って通っている大学図書館の片隅で、バナナとリンゴ粥もぐもぐ食いながら推理する。


2006/11/09 (木)

快晴。暖。午前中から。11時間ぐらい寝たのだがまだしょぼしょぼ。両目とも二重まぶた になってしまっている。(調子悪いと二重になる。まず左からそうなる。)

委員会。

百万遍。

来年用の手帳が届きはじめる。某出版社の能率手帳もよいのだが、 まあ来年もA5持ち歩くか。

哲学系の学会だの研究会だのなんてのは、出席者がほとんど大学関係者なんだから、 夏休みや春休みの平日にでもすりゃいいと思うのだが、そういうもんでもないのだろうか。

人間ってのはどれくらいの分量を記憶しておけるんだろうかとかふと考える。 もう本が本棚のどこらへんにあるかさえ覚えられない。昔は覚えてたような気がするのだが。 読んだすぐに論文も忘れるし。人名ももうだめ。 外部記憶をどう使うかってのは課題だねえ。

howmでは「ランダムセレクト」ってのがあって 昔のメモをランダムに表示してくれる。これがなかなかよい。

昨日に続いてやっているクリントイーストウッドの 『ガントレット』観ようとするが、ぜんぜんだめなので 途中であきらめる。目がしょぼしょぼだし。早く寝なければ。

@Book{片田珠美05:攻撃と殺人の精神分析, author = {片田珠美}, title = {攻撃と殺人の精神分析}, publisher = {トランスビュー}, year = 2005, yomi = {かただ たまみ} }

なんだこれ。FBIレスラー流の行動科学と精神分析のごたまぜ。 フロイトもラカンもぜんぜん効いてない。 予防方法も治療方法も予測も検証可能な仮説もなにも出てこない。 精神分析なるものによってはなにも情報が増えないというのはどういうことだ。

フロイトはともかく、一部の人々に猛烈に好まれている ラカンっていったい何者なんだろう。 どうもラカン(研究者)はおかしい。なんか催眠か認知的不協和の結果か そこらへんのなにかを感じる。他の話では理路整然としているのに、 ラカンの思想に近づくとあやふやで紋切りで意味不明になり、 いっさいの批判や解釈が出てこなくなる。

読冊日記の人はラカンには否定的なので安心した。まあ正統派の医者から見ればそうなんだろう 。 よかった。 なんというか、学派のなかで不立文字というか口伝や秘技があるんじゃないかとか 想像してしまう。 なんでゲソダイ思想でもてはやされているんだろう。 っていうかゲソダイ思想でラカンやっている人々はラカン以外を勉強しているのか。

「江口 聡」と空白を入れられると不愉快なのは、三文字だからなのか。 「曹 孟徳」「劉 玄徳」とか開けたりしないと思うなあ。姓名の間に空白を入れない運動 起こすか。


2006/11/10 (金)

朝から。しょぼしょぼは改善の兆し。でもまだ左目は二重。

集めてしまう論文コピーはどうしたらよいのか。超整理法という手もあるが、 いっそ著者あいうえおabc順でインデックスしてボックスやキャビネットに入れて おくべきではないのか。セントオラフのライブラリがそうなっていて便利だったのだが。 自分でやる気にはなれないから、バイト雇えないだろうか。

講義。

ちょっと買い物 に出掛けるが果たさず。 五条坂で線香を買う。

また目がしょぼしょぼ。この状態は2004年11月や、06年2月、4〜5月あたりにも 経験している。なんだろう。アル中?→チョコ食べてちょっとイスの上で仮眠すると楽になる。 ヨガの眠りとかそういう関係か。

泣きながらいろいろ探しもの。

アイゼンクの『精神分析に別れを告げよう』 ( @Book{アイゼンク88:フロイト帝国の衰退と没落, author = {H. J. アイゼンク}, title = {精神分析に別れを告げよう:フロイト帝国の衰退と没落}, publisher = {批評社}, year = 1988, note = {宮内勝他訳}, yomi = {Eysenck, H. J.} } ) 読みながら片田珠美他の人々について考える。 最近の精神医学や行動科学の動向を知りながら精神分析にも足をつっこむってのは どんな感じなんだろう?分裂した感じがしないのかな。臨床心理で精神分析をバックグランドに している人々も行動療法とかの動きを見てどう考えているんだろう。 ところでこの『精神分析に〜』の訳本は、ポパーのfalsifiability を「偽造可能性」と訳しているようだ(p.13)。

ポッパーは彼の「偽造可能性」の基準にしたがって科学と似非科学の区別を提 案しました。言い換えますと、科学とは、偽造の形跡があれば、対立する仮説 を持ち出すことができ、実験や観察によって確かめることができるものと定義 されるということです。(p.13)

ひどすぎ。1988年の翻訳とはいえ、これじゃだめだよなあ。 まともな英和辞書もってなかったんだろう。 (あ、この件は読冊風野先生やいにしえの黒木掲示板が指摘していたようだ) 「一般的心理学」(p.15)もあやしい。folk pscyhologyかpoplular psychologyか? 「論敵を屁理屈でやりこめる argumentum ad hominem」(p.42)もなんのことか わからなかったんだろうなあ。

まあしかし、倫理学だって外から見りゃちゃんと学問の体を成してないのは 精神分析とかわらん。っていうかもっとひどいと思われているだろう。 大学の委員会やら、省庁やら政治的な動きにも参加しつつあるしね。 国内の場合は精神分析じゃなくて臨床心理学という問題になってるのかもなあ。 わからんけど。 EBMだって、こういう話の局面で強調されるべき課題だよな。それを 倫理学者がへんなこと言って話をねじまげちゃいかんぞ。 DSM-IVとかも、まあ精神医学が科学であろうとするための準備として、とりあえず 操作的に「病気」を定義しているわけだ。

ショスタコのオケ付き歌曲ってのはよいものだな。うまいもんだ。

ラカンがはやっている理由は、他の国のまともな人々は精神分析なんてものを 捨ててしまい、残っていていちおうコンテンポラリーだと言えるのがラカン派 だけだから、というのが正しいのかもなあ。まあわからん。

哲学という学問のよい点は、データの偽造ができない点だ。ついでに 勉強しないと剽窃もできない。 っていうか、剽窃しないためには勉強しない方がよい。 すばらしい。論文捏造から一番遠い学問、それが哲学。

あら、某女子大のこなみ教授がマイナスイオンな方から いろいろ無茶な批判されている。これとかこれ。 批判ってのは名指しでしないと意味がないと思うのだが、 どうもマイナスイオンな人は 「名指し」と大学教授という権威と、大学のサーバーが嫌いらしい。某女子大の経営者に へんなメールや手紙が届くのだろう(もうすでに届いているのかな) 。 大学のサーバ使ってるひとは余計な面倒があってたいへんだな マイナスイオンな方はサーバーの所属に敏感になっているのとtrackbackをうまく利用しているのがweb2.0な感じ。あと argumentum ad hominem もうまく利用していて、ネット慣れしているのを感じる。 こなみ教授がんばれがんばれ。ちなみにこのwebページは私が身銭を切ってまったく個人的に運営しております。

まあ、やばいものとそうでないものをどうやって見分けるか、それをどう教 えるかってのは教育者にとって最大の課題だと思う。いくら私が「あれはヤバ い」といっても私になんらかの権威がなければあんまり意味ないわけだし。 「なぜヤバいか」を説明し、理解させる必要があるわけだが、 これはなかなか難しい。特に最近のヤバいものはそのヤバさも 色々工夫しているものも多いようで、かなり面倒な議論をすることも 必要になるかもしれん。

自分が権威になってしまって「権威だから従う」ということになれば問題は解決 されない。「全体として見ろ」とか「賛同者を見ろ」とかになってしまうわけ だが、それなりに賛同者の多いやばいものも多い。さらにまずいこと に大学のなかにもけっこうたくさんのヤバいものがあるわけだから、正直なところ今の 私にはどうしたらいいかさっぱりわからん。私自身いろいろヤバいものにはまっ てるかもしれんわけだし(っていうより私自身が一番やばい)。クリティカル シンキングを推進しようとしている人々はそこらへんに答えをもっているんだ ろうな。うらやましい。でもクリティカルシンキングはそれなりの(かなり大 きな)コストがかかるんで、いつもいつもやってるわけにもいかん。もちろん ちゃんとしたクリティカルシンキングは権威をまったく認めないわけではない しそれなりの権威として尊重するはずだ。やっぱり権威はちゃんとしよう、少 なくともちゃんとするように常に圧力をかけようということになるんだろう。 これからの大学人の課題は、知的生産なんて高尚で積極的なものではなく、やばいもの は排除するという消極的なものになるかもしれん。

私自身はオウム世代だし、ニューエイジで精神分析だしゲソダイ思想だったわけだしそうい うヤバいのは好きだね。ははは。もうちょっと世代が下の人は別のことを考えている だろう。


2006/11/11 (土)

午前中から。左目二重なおらず。

@Book{佐藤達哉05:心理学史, editor = {佐藤達哉}, title = {心理学史の新しいかたち}, publisher = {誠信書房}, year = 2005, yomi = {さとう たつや} }

うーん? もうひとつぱっとしないような。いちおう概説というか通史が欲しいのだが、 そういう目的の本ではないようだ。概説というよりは細かい論点の集積なのだろう。 臨床心理学(特に国内の)に割く分量が 少なすぎるんじゃないのかな。邪悪なロジャースの話はおもしろかったが、つっこみが浅いと思う。シリーズの別のにあるからいいのか。 同シリーズの発達心理学と社会心理学も目を通す。社会心理学は苦労しているなあ。 社会心理学は科学の世界における妖怪人間であり、「早く自然科学になりたい〜」なのだそうだ。 大丈夫かいな。

なるほど、教育基本法改正案は恐すぎるな。前文の「真理と平和を希求し」 が「真理と正義を希求し」になってるのが一番恐い。「正義」ってのが恐いも んだってのははっきりさせる必要があるよなあ。「真理と公共の福祉を希求し」 ぐらいにしてくれなきゃやだね。現状の法律の方がましだな。

ちなみに民主党案はぜんぜんだめ。 「人間の尊厳と平和を重んじ、生命の尊さを知り、真理と正義を愛し、 美しいものを美しいと感ずる心を育み、創造性に富んだ、人格の行状発展を目指す」とか。 なんじゃこら。

あれ、現行法の第一条にすでに「真理と正義を愛し」が入っているのか。 政府案ではこれが前文に回されたわけか。でも政府案の第二条三でふたたび 「正義と責任」が出てくる。うーん。

まあ法的・政治的には第十条がポイントなのかな。法律って難しいな。 教育ってのはそんなに影響力あるもんなんだろうか。あるんだろうな。

夕方目がしょぼしょぼ。仕事がたまっているのだが帰ろう。健康第一は美徳。


2006/11/12 (日)

昼から。

この前某所からもらってきたのはなつかしのCeleron 400MhzのWindows PC。 ハードディスク6GB。メモリは512MB入ってた。これでもスーパーコンピュータ並みだった 時代があった。マザーボードとハードディスク入れ替えようかと思ったが面倒なので やめ。ディスクは1台しか入らなかったし。あれ。 大辞泉をEPWINGに変換し、OEDと平凡社大百科を引くためだけのマシンだし。 Windows XP入れてcygwin入れて。と。OEDのCD-ROMは古くてXPには入らなかった。ぐげ。 どうするかな。紀国屋がOnline OED提供しているから図書館と交渉するのがよさそうだ。

広辞苑を国語辞典のファーストチョイスにするのはなんかいやだったので、 大辞泉が引けるようになったのはうれしい。

@Book{下山晴彦05:心理学論, editor = {下山晴彦}, title = {心理学論の新しいかたち}, publisher = {誠信書房}, year = 2005, yomi = {しもやま はるひこ} } ふうむ、こっちは(私には)新奇で有益な知見が盛り沢山。勉強になる。 頭いい人たちはうらやましいなあ。 そういう人たちは、世界のなかで自分がどこにいるのか私なんかと 比べものにならないような理解をしているのだろう。 自分がどこでなにをしているのかわからない人生なんて、生きている甲斐がない・・・いや それは言いすぎ。 倫理学とかやっている人でそういう位置感覚を持っているひとは どれくらいいるんだろうか。持ってないのは私だけか。

アラウのシューマンはすばらしい。

がんばって泣きながら仕事。

某教授からもらったシガーをふかす。よい香り。でもシガレットで肺からニ コチン摂取することに慣れてしまった現代人としては、口腔から摂 取するというスタイルはよくわからんところがある。 口腔癌になるか肺癌になるかの選択なのだろう。

シガー吸いながらパソコン見たり仕事をするなんてことはありえないよな。 シガレットの発明の邪悪さの一部。


2006/11/13 (月)

しょぼしょぼ。だめだめ。

旧友と会う。どうも8年ぶりらしい。 元気そうでなにより。友達ってのはよいものだね。


2006/11/14 (火)

だめだめ続く。しょぼしょぼで目を開けていることができない。

左翼的思考。たとえば、なぜ教育基本法を改正しようという人々がいるのか ということを考えるとき、「政治家は馬鹿だから」「役人は馬鹿だから」「民 衆が馬鹿だから」という答しかできないのは困りものだ。そういう人々が馬鹿 かどうかは知らないが、とりあえずやっぱりなんか考えているわけで、一分の 理なりなんなりあるだろうから、それを取りこんで考えないとならん。 左翼な人々が実は言論や討論ってものをさっぱり信用してない雰囲気があるのは非常に困る。 誰もがミルを読むべきだ。日本一の翻訳家に依頼して、高校の現国の教科書に入れたらどうか。 それにしても政治ってのは難しすぎてわからん。

調子悪いときは寝るしかないのだ。とにかく寝らればすべて解決。

プールあたりで体をほぐして休みたい。あと一月かがんばれ。

禁酒禁煙健康回復入院とかできないかな。 ただ病室に監禁されて規則正しい生活を送らされるだけっての。 拘置所でも入ればいいのか。


2006/11/15 (水)

調子悪くて死にそう。

オーネット・コールマンの新譜を聴く。美しい。アドリブとかは 40年以上ずーっと同じことをやっているわけだが、 サウンドデザインがいいんだよな。ジャズは実はアドリブではないのかも。

寝る。


2006/11/16 (木)

会議。頭に霧がかかっている。

今年も2回生のゼミ選択の時期。まあ学生生活後半のQOLを左右するから 彼女らにとっては重大な選択だよな。

む、リバーサイドやグラモフォンの音源もついに1枚1000円になっている。 そう、それが適正価格。

衆院で教育基本法改正可決。


2006/11/17 (金)

長時間睡眠でがんばる。午前中から。スーツを来ていくと事務職員に奇異の目で 見られる。

講義。

卒論指導。

これから出張。死ぬ。

7時過ぎに出発。座ったり立ったり座ったり立ったりしつつ 9時半ごろ高松着。おそらくちゃんと時刻表を見ることができれば 指定券がなくても座れたはずなのに。移動がヘタだ。 到着したのはよいもののの、自分が泊まるべきホテルの名前を知らないことに 気づき愕然。現地の人々と連絡が取れず野宿も覚悟する。だから 移動はいやだと言ってるのに。

そういや、どういうわけか新幹線のなかで 聞いた "Smells like teen spirit"はまさに天才の作品だなあ。

10時すぎになんとか連絡とれ合流。ちょっとだけ飲み。


2006/11/18 (土)

業務。 最高に緊張して失敗しかける。 終ったら冷や汗をかいている。 なにごとも修行か。

酔っ払い。とにかく睡眠。


2006/11/19 (日)

業務。前日よりはまし。

他の人々は軽く観光するようだが、しょぼしょぼなのでパスして夕方帰りつく。死ぬ。

とりあえず寝ると金縛りにあう。

寝ながらメモ。受験勉強について考える。受験産業から離れて久しいが、 『ドラゴン桜』が描いてない受験 の側面に、教養主義とエリート意識の涵養ってのがあるような気がする。 受験ってのはたんに「頭のよさ」「要領のよさ」を試すだけじゃなくて、 なんか広大な世界への入口でもある。

旧制高校時 代から受験ってのはエリート意識をくすぐるところがあったような気がする。 『試験に出る〜』シリーズぐらいまでの例文もちょっと高級な感じがしたんじゃない か。『ターゲット』とかになると、もうそういう雰囲気はない。 ラッセルとかモームとか、漢文とか部分的には「本物」を読んでるという 感じがした。「こういうのが読めるようになると教養人・エリート階層への道 なんだな」とかってのを意識したもんだったような気がする。『大学への数学』 とかの受験雑誌もそういう雰囲気をかもしだしてた(まだあるのかな)。数学とかもたんなる記号の機械的な操作じゃな くて、なんかよくわかんないなりに数学的世界の「本質」の一部をかいまみるよう な。 行ったことないけど、 予備校なんかでも上級クラスの教師はそういう意識があったんじゃないかな。 中堅ぐらいではなかなかそういう問題を出すのは難しいようだ。


2006/11/20 (月)

とにかく寝て回復を図る。しばらく目標1日10時間睡眠。朝から。

雨の日に今熊野から衣笠まで、つまり市内の端から端まで動くにはどうした らよいかってのはなかなかの難問。循環系統のバスは遅い。

衣笠。

とにかく寝るべし。


2006/11/21 (火)

朝から。

なんで哲学とか倫理学とか勉強しているのかという問いについてしばらくぶ りに考える。今日思いついたのは「不愉快だから」。なにもかにも不愉快だか ら。自分も世界も不愉快だからではないのか。あんまり世界や自己に違和感や 不愉快さを感じないひとには哲学は必要なく、道徳やら道義心やら良心やらっ てものになんらかの不愉快さを感じない人に倫理学は不要だろう。 それにしてもなんでこんな不愉快なことをしているのだ。哲学は毒。

委員会。

1回生ゼミ。

次の仕事にとりかからねば。しかし気力と体力が。

いったん帰宅して飯、また出てきてすぐ帰る。

京大情報学でセクハラ。


2006/11/22 (水)

10時間睡眠。朝から。

徒歩の時間が減っていたので聞いてない語学講座がたまっている。

いろいろゼミ選択関係の面談。研究室が散らかっていて恥ずかしいなあ。 ってより学生に脅威を与えているかもしれんな。学部で一番部屋が散らかっている 教員、ではないはずだが、ひどすぎ。部屋は心の鏡。

3回生ゼミ。見学の人たちもいる。

無気力。今日も早く寝よう。

@Book{堀栄三96:大本営参謀, author = {堀栄三}, title = {大本営参謀の情報戦記:情報なき国家の悲劇}, publisher = {文春文庫}, year = 1996, yomi = {ほり えいぞう} } おもしろいなあ。戦争というとどうしても徴兵された歩兵の立場から 見てしまうわけだが(母方の祖父は大東亜戦争なるもので死んでる)、 職業軍人参謀の視点から見れば大戦略ゲームだ。


2006/11/23 (木)

おや、祝日だ。早くに目が覚めてしまったので早朝から。

と、休みだと思ったら事務室は閉まっているが授業はやっている模様。

"The worth of human life varies." って文章は「人命の価値は多様である」 と訳すべきなのかどうか。lifeが単数なのが気になる。worthは不可算。 たしかにこの日本語のままだと「命に価値あるひともないひともいますよ」と読めてしまうのだが、 そうではないのではないか。 なんか(「倫理的にrelevantな特徴)に依存して 「変化する」ではないのかな。いや、やっぱり「多様」の方がよいか。

本や論文を読みながら赤線やコメント書きこんでいると、 そのスタイルにどうもいまは亡き某森口先生の影響を受けてしまっていることに気づいた。 (亡くなったときに蔵書のうちのゴミのような部分をひきとって読ませてもらった)


2006/11/24 (金)

朝から。

ここしばらくあんまり飲んでないのに肝臓まわりがあやしいような気がしている。 いや、逆になんか肝臓や胆臓が心配で飲めないのか。

とりあえず3、4日続けて10時間近い睡眠を続けているおかげか、体調は少しましに なった(10時ぐらいには就寝していた)。まだ左目は二重だが。よく寝た方がいろんなことの能率が上がるし、 web何回も読んだり日記書いたりといった余計なことしなくてすんでいるような 気もする。睡眠は重要だ。

OEDはヴァージョンアップCD-ROMが出ているので注文。

講義。

卒論相談。

あらしょぼしょぼ。寒いからか。早く寝なければ。

イラクで同時テロ。たくさん死んでる。見捨てられた国になってんだよな。

寒い。しかし11月末だからこんなものか。むしろ暖冬なのか。


2006/11/25 (土)

早朝から。

Beginning OS Xを読んでFinkからDarwinPortsにスイッチ。

今年も早くもエントリシートの時期が。っていうか一年中やってるような気がする。

昼からNTTの電話工事を待つ。4時前から工事。 1時間ちょっとかかる。とにかく繋がるが、固定IPが変わってしまった。

ルータ(CTU)を通してサーバーを外部に公開することができずに苦しむ。

サーバーの設定をしようとすると、どういうわけかモニタの電源ケーブルがない。 電源ケーブルなんてどこにでも転がっているのに必要なときにない。 しょうがないので研究室に取りに行く。

はっ。CTUとAD-200NE(VoIPアダプタ)とは別の機械であるのだ! ここを参照にすればよさそう。 そりゃVoIPアダプタにケーブルつないでCTUいじっててもしょうがないわな。

と、しかしこれに気づいたところ22時、NTTが内部でメンテナンスをはじめてしまい、 設定できなくなる。しょうがないのでだらだらしてから寝る。12時近くまで起きているのは 久しぶりだ。

手元のPCでは特に速度が改善されたという感じはない。無線LANが ボトルネックなのかも。まあ動画見るわけじゃないのでどうでもよい。 光電話になって若干月額の電話料金が安くなるはず。


2006/11/26 (日)

朝NTTのメンテが終ってたのでCTUの設定。なんとかサーバーは外から見えるようになる。

しかし、DNSの設定に難儀。ドメイン会社の設定を変えて、サーバーのファ イルを書きかえて、といろいろやることがある。めったにいじらないからよく わからん。 /etc/namedbをいじってもなんかおかしい、 変更が反映されないぞ・・・と、/var/namedbなんてディレクトリもあることを 発見してしまう。あら?

とにかく最善をつくしてみたが、よくわからん。あと変更情報が伝播するまで 時間がかかるだろうし。8時すぎごろにはHTTPサーバーに他からアクセスがある。 これでいいのかな? DNSのシステムの本質を理解していないから苦労するんだよな。

午前中から大学。指定校推薦入試の日のようだ。

自宅サーバーは大学からはまだ変更が見えないようだ。 ・・・お、設定から2時間ぐらいで反映されたぞ。よしよし。

なんか心が落ちつかない。コンピュータ触るとなんかだめなのかも。

某所で飲む。まあたまにはゆっくりするのも必要。

あれ、自宅サーバーからは自宅サーバーのアドレスを取得できない。なんでだろう。 digやnslookupでは古いアドレスのまま。 asahi-netのネームサーバーに情報が伝播していないということなのか、 もっと別の原因があるのか。 これを読めているひとは読めているんだろうが、読めてないひとは読めてないわけか。 ネームサーバー難しすぎ。


2006/11/27 (月)

朝から。

あれ、まだネームサーバー問題解決していない模様。うーん。

げ、またヘッドホンが壊れた。今度は折りたたみのところのピンがはずれて分解。 これは。針金差しときゃいいのかもしれんが、どうもゼンハイザーは 信頼性に問題があるな。これまで買った3台すべて問題があった。音は悪くないんだが、 もう買うのはよそう。

DNS Reporterだと(警告は出るが)なんとか 動いているような感じなのだが。

ネームサーバーまわりで悩むのは、ドメインを取得した会社のサービスが悪いから ではないのかということに気づいた。よく考えたら、 自宅サーバーのネームサーバーなんか代行してくれて当然じゃんね。別の とこに移管するか。 某教員の自鯖はwww.dotstar.jpのようだ。digで引いてみるとよさげ。

衣笠。

『季刊東北学』第9号おもしろいな。東北文化研究センターはなかなかの力がある。 東北芸術工科大学ってのは山形市にあるらしいが、いつできたのかな。前身はなんだろう。 www.tuad.ac.jp。・・・ふうむ、90年代に県と市が新規に作ったのか。がんばれー。

ポロニウムテロすげー。そんな危険な元素があったなんて ほとんどの人間は知らなかったよな。原子炉で作れるのか。

生の音楽が聴きたい。


2006/11/28 (火)

朝から。11時就寝は遅すぎる。10時に寝るべし。

東北芸術工科大学が東北文化センター以外うまくいっているかどうかはわからんが、 精華大のマンガ関係とかもがんばっているよな。こういう大きなプロジェクト動かしている のはどういう人なんだろうかと興味がある。

そういや「マンガ学」もいろいろ事件などもありおもしろそうだ。 ここらへんとか。 分野の立ち上りの時期に怪しい人が跋扈するのはほぼ必然、それを浄化できるかどうか なんだろう。

本年度の予算をほとんどすべて使い切ってしまった模様。やばい。

1回生ゼミ。あと1回。

卒論指導とかも。例年大詰め、のはずなのだが今年は・・・。

ネームサーバーの変更はそろそろ全世界に行き渡った模様。ほっ。 自宅サーバーがなんでもかんでも1台でやってるという状態はよくない。 せめてネームサーバーだけは別に用意したいところ。

ついでなので久しぶりにmake world をまわす。前回は2005年5月だから、1年半ぶりのようだ。

衣笠、非常勤講師に今年も履歴書を出せとのこと。 去年のデータ残ってるのかな。わざわざ手書きして時間を潰してしまう人々も 多いだろう。

某店で笹井真紀子ピアノトリオ(有福珍b、斎藤洋平d)を聴いて感心する。 バンドサウンドとしておもしろい。 おお、 京都でもちゃんと新しい世代が育っているのだなあ。自分よりはるかに音楽がわかっている 人がいると思うのはなんだか嫉妬心のようなものを巻き起こすものだ。 「うまい」とかそういうんじゃなくて「わかっている」。 アイドルはブラッド・メルドーだそうだ。 でもOne Finger Snapsやる人びとが Georgia on my Mindはやってはいかんと思う。

っていうか、なにかというと「ジョージア〜」やる人びとってのは、ジョー ジアに思い入れがあるのだろうか。京都では標準的なセッション曲になってい るようだが、なんかいつも違和感がある。April in New Yorkとかは、まあよい。 NYだったら誰だってイメージぐらい持ってるから。私はジョージア州がどこに あるかさえ知らず、なんのイメージもない。単なる文字列か、せいぜい缶コーヒー。 君らの心のジョージアはどんなも のか、ほんとにそれはジョージアなのかと、ほんとにその曲好きなのか、と。

独立したときからある州で、州都はアトランタで、『風とともに去りぬ』らしい。はあ、そうか。知りませんでした。


2006/11/29 (水)

寝坊。軽い二日酔い。

会議、 3回生ゼミ、 会議。


2006/11/30 (木)

長時間睡眠。朝から。

仕事がたまっている・・・

神戸学院大教授、学生に対する強制わいせつで逮捕。 知らない人の乳をもむと痴漢で警察に捕まるのに自分の学生の乳を揉んだら お咎めなし、ってのはだめだと思うので、やはり警察ざたにするのは 正しいと思う。大学のセクハラ委員会とかってのは対価型(暴力型?)の対処には 有害でさえあるかもしれんと思う。だいたい学内ですでに訓戒受けてるってんだから そういうのはある種の人にはあんまり効果がないんだろう。泣き寝入りもけっこう いるんじゃないか。

また本が見つからずイライラ。一回本棚から本を全部とりだして、 入れなおしたい。冬休みにやろう。ついでにコピーの山も著者順かなんかに 並べたい。

百万遍。


EGUCHI Satoshi <eguchi.satoshi@gmail.com>