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ふと感じたことの書き殴り

聞きたいのに行方不明のCD。Far Cry、Sweet Rain、Waltz for Debby、Susuto、Kind of Blue、ミンガスのカーネギー、セシルテイラーのソロ、モントルーのビルエヴァンス。You're Under Arrest。Neither Fish nor Flesh、Band of Gipsys、The Return of the 5000 Lb. Man、クライバーのブラ4。


2006/08/01 (火)

早起き。朝から大学。8月が充実した月でありますように。

いきなり朝寝してしまう。

だらだら文献を読む。学生指導1件。


2006/08/02 (水)

ちょっとゆっくり起きる。午前中から大学。

将棋名人戦、毎日新聞とお別れ。うーん。毎日に持っていてほしかった。 将棋連盟大丈夫か。そういや最近『週刊将棋』買ってないな。 将棋連盟と大学業界はほんとうによく似ている。 いろんな規模が二流〜三流私立ぐらいなんだよな。

豊川の体験殺人のルポ(藤井誠二)読んだり。 この人は非常に優れたライターなのだが、 なんか基本的に犯罪者が何を考えているのかを さっぱり理解していないような印象がある。 なんか本人が道徳的すぎるというか。もちろん私もわからんのだが。

なんというか、四十年ずーっと犯罪とか社会事件とかってのにたいした興味 なかったよなあ。ずっとぼんやり内側を向いていたような気がする。多くの男性はこの 歳になると総合雑誌読んで天下国家を論じるようになるようだが、わたしはやっと新聞社会面と大衆週刊誌を読むようになったぐらいな感じ。やっぱりスローラーナー。

クーラー緩めて昼寝。快。

学生指導1件。

卒業生 来訪。菓子を恵んでくれる。

と、またサイコな事件(連続監禁傷害・致死?)が報道されている。女性はたいへんだ。 私が教えた人たちは被害者になってほしくないなあ。

ジョギング。いつもより1時間早い時間に外に出るが、暑いときは走ってはだめ。ちょっと太ももに張り。無理してはいかん。

地域共同体の会合に初めて参加。 「コミュニティ」って感じ。


2006/08/03 (木)

午前中から。オープンキャンパス初日。暑過ぎるのか出足は鈍い模様。

前日の協栄ジム+TBS、試合そのものは色々おもしろかったのだが、さすがに 新聞各誌激しく叩いている。まあボクシング人気がなくなったのは鬼塚が原因 という話はあるし、昔からだよな。それにしても、なんでそんな浅いストーリー を作ろうとするのか。「懸命に練習もして手をつくしたけど世界チャンプは難 しい。さらにいろいろ反省し努力、それでもうまくいかず。スポーツの道は 深くて厳しい。」の方がストーリーとして奥行きがあると思うのだが、それじゃ だめだったんだろうか。それともこれから、「作られたチャンプが勝ち進むにつれ、親やマスコミ と葛藤しつつ、本当の自分に気づいてそこそこの人間に成長する」とかってさ らに複雑なストーリーにするつもりなんだろうか。よいストーリーってなんだ ろう。

中公新書の『マグダラのマリア』。 キリスト教の最大の発明の一つは、例の「価値の転倒」なんだろうが、も うひとつは「罪」とセックスの関係の強調だろう。これと「姦淫の目で〜」の コンビは最強。どんな人間も罪人であることから逃がれることができん。原始 仏教の「不邪淫」とかとは比べものにならん。非常に巧妙だ。この発見は歴史上どの タイミングで行なわれたのか。イエス自身じゃないのだろうから、パウロからアウグスチヌスに 至るところでなにかが起こってるわけだなあ。アウグスチヌスなのか。

なかなか心落ちつかず。 でもいやいやレポート採点。ネット遅いし(googleひくのに2分もかかっては仕事にならん)、googleおかしい。 コピペしにくいように工夫はしているのだが、 それでも多数。悩む。こういう人々は、自分に生命の危険が迫ってもわからんのではないかと心配。「うまく生きること」はどうすれば教えることができるか。 (私自身がわかってないから教えることはできないか)

学生指導1件。

ぜんぜんだめだめ。いったん帰宅。エクササイズはお休み。仮眠。

夜喝を入れるべく研究室。

last.fmのリストを眺めてみるといろいろ面白い。たとえばCharlie Parker のリストでは"Just Friends" (With Strings収録のやつのはず)が3位に入っている。 うむ、皆わかっているな。クラシックは作曲者別になるといいんだけどな。まあ無理か。

夜中少し喝が入る。やっぱり夜型人間なのか。文献読んだりレポート読んだり。

お腹空いた。でもカップ麺は食わない。 なにを夜食にしたらいいんだろうか。ビールもまずいので飲まない。


2006/08/04 (金)

大学開くと同時に帰り、寝る。

午後ふたたび。生活を乱れさせはじめている。誰にも会わずにひきこもってだらだら本を 読んだり 作業したり。これが私にとって充実した生活なのだろうか。(そして 充実しているように感じられるのがタチ悪い。)

読書傾向もあとはたいてい新書だし。 それにしても生物学まわりとかほんとにおもしろいわけだ。 私はこういう他人さまの知的生産物の享楽者でしかないのだなあ。

あら、シュワルツコップ逝去。90才。まだ生きてたとは知らなかったが、 愛聴の「四つの最後の歌」聞いて追悼。これくらい長生きしたいなあ。

お腹空いた。この時期、毎年夕食に困っている。食堂もやぐ羅もぐるんぱも閉まっている。

学生40名ほどにレポート再提出を命じる。イヤな教員だと言われるだろうなあ。

講義二つ分採点終了。偉いぞ俺。

オープンキャンパスで思いついたのだが、 女子大の売りとして、「全面的にフィットネスの面倒みます」とかどうだろうか。 ジム設置してコーチ置いて、放課後エアロ教室とかダイエット指導とか。うちはプールがないのでジャグジーとともに設置して。マシンは体育館にあるという噂だが未確認。「うちに入学するとちゃんとくびれます」とか。

やっぱり私には自閉症的傾向があるんだろうかとか考えたり。 かなり長い間(あんまり私が関心をもってない)他人に 心があるってのがよくわからない時期があったよなあ。 なんかいくつか壊れているモジュールがあるのはたしかだ。


2006/08/05 (土)

起きると焼けつくような日射し。 昼前から。充実の引きこもり生活続く。このまま引きこもって暮せたらいいなあ。 なにもしたくない。 塾の夏期講習で死にそうになったり屈辱を味わったりしていた頃を思うと 夢のようだ。 その当時の日記を読みなおしてしまう。 1994-5年はほんとうにひどい年だった。よく生きのびたな。

ふと見ると、研究室の電話線がはずれていた。 静かな日々のためにしばらくはずしておくべきか。

昼寝というか夕寝というか。クーラーで体が冷えてしまったので軽く筋トレしてみたり。 本職の引きこもりの人も部屋でいろいろやっているのだろうか。

引きこもり生活していると、会話とかの刺激がないのでだんだん 頭が回らなくなり、視野も狭くなるような気がする。

バーリンは偉いなあ。

「人間本性」。人間の性質についての知識が増えれば、それは人間の 「本性」を変えることになるかもしれん。

『自由論』と『種の起源』は同じ年に出版されているわけだが、 やっぱりある種の時代の雰囲気を背景にしているんだよなあ。

こう、色々読書しているものがいずれなんか役に立つことがあるんだろうか。 純粋読書?

エヴァンス聞いてると意味なくハイになってくる。

ミルの二十代の「精神的危機」については誰もが言及するわけだが、なんか おかしい。あの程度の「危機」が彼にとって最大の危機だったとしたら、あま りにも能天気な人生に思える。中年になってからももっと巨大な危機を体験して いるはずなのに。なぜそれについては触れないのだろうか。これから秘密の日 誌が出てくるということはないだろうなあ。シンガーの能天気さと似たものを 感じるよな。もちろん活動的であること、外に向かって開かれているのはよい ことなのだが。

ヴォルフの歌曲ってのはよいものなのだな。

地方裁判所も裁判の記録ってのは閲覧できるのだろうか。 判決文読みたいのがあるのだが。 さすがにwebには出てないよな。詳しそうな人に聞いてみよう。


2006/08/06 (日)

腹を空かせて朝帰る。

民間人への空爆は戦争犯罪ですの日。

あら、北朝鮮の7月の洪水、1万人超死んでるとかという噂。 洪水でそんな死ぬなんてあるんだろうか。 古代エジプトだってそんな死なないんじゃないのか。どうなってんだ。

「人道援助」で日韓米で兵隊さんを派遣して、ついでに占領して政権転覆してはどうか。 だめか。

昼寝て、夕方出てくる。

斎藤純一『自由』とか読んでみるが、ぜんぜん頭に入ってこない。 この岩波のシリーズのほとんどがそうなのだが、私がおかしいのだろうか。 もしかしたら横書きだからかな? いやちがうな。昨日はグレイやバーリンを楽しく 読んだのだから。なんか情報量が多すぎる? うーん、なんというか徹底的に思考方法が違うんだよな。 こういう方がどう考えているか少なくとも外側から理解できるようにならねば ならんのだろう。 なんというか、他の論者の結論を見て、それが自分の直観に適合するかどうかを 判断しているのかなあ。

自宅サーバのapacheを2.2にする。設定ファイル群が大幅にかわっている。大丈夫かな。 あらWebDAVかなんかが勝手に動いている。もうこういうのもついていけないな。 →あら、PHPを動かすことができない。

パトナムの『二分法の崩壊』。まあこっちは楽しく読める。 経済学の話が勉強になる。 経済学者には倫理学者がやっている議論は乱暴すぎるんだろうなあ。 「ノーベル倫理学賞」があったら、誰が受賞するんだろうか。

マイルスの88年のDVD観る。ケニーギャレットとFoleyがいるとき。かっこいい。 ギャレット以外のメンバーの顏というか表情が凡人なのがなんだかアレではある。 Foleyのあのギター(リードベース?)欲しいぞ。


2006/08/07 (月)

昼から。なんだか胃の調子が悪い。夏ばて?こういうときのために健康センターで もらっておいた胃薬を飲む。

さて、趣味の読書ばかりしてはいられないわけだが。

Beyond TherapyのHappy Soulのところ読んだり。ここらへんは おもしろいんだよな。 正直言って、メタンフェタミンは危険すぎるが、 MDMAはどんな効果があるか試してみたいような気がする。 失職するのがいやだから試さないけど。そうでなければ試しているだろう。

ふと、マルクスアウレリウスは何に文字を書いていたのか 気になる。パピルス?羊皮紙? あれ、セネカとかキケロとかはどうしてたのかな。プラトンやアリストテレスは?やっぱり パピルスか。 筆記用具が安価になって自分だけの記録を残せるようになってから、 われわれの自己認識はそれ以前とはまったく違ったものになったのだろうと思っている。 自分の些末な記録を残せるというのは特権階級のものだったのだ。 マルクスアウレリウスはその第一世代なんじゃないだろうか。彼の場合は金持ちだったから 筆記用具の入手が可能だったんだろうが。 魏あたりから起こった文学運動もそういうもんだろうし。

あらほんとにみぞおち痛いぞ。脂汗が出そう。うーん、うーん。 2時間近く苦しんだら突然おさまる。なんだ?胃痙攣?む、胆石(以前から疑っている)や 膵炎が原因の場合もあるか。恐い。

Kassの文章からは、「気分」の問題を抱えているってことがどういうことかについての 共感的な理解があんまり読みとれない。この人自身はあんまり問題かかえたことないのだろうか。 "what is it to be 〜"という問いに答えるのはやっぱり 内観とか現象学的方法ってことになるんかな。 キルケゴールが向精神藥をどう考えたかってのはずっと興味があるんだよな。 悲しい気分にする薬、不安にする薬、絶望する薬は絶対に売れないだろうか? 将来、気分向上薬でハイな生活を送っているひとびとが、「たまには絶望すっかな」とか で飲んだりするかな。

お腹が痛いときからどういうわけかマクドナルド食いたかったのだが、 思い止まって帰宅。飯食って再度出てくる。

北朝鮮気になる。カンボジアのように、政権倒れてしばらくすると 何十万人も死んでことが判明とかってことになるんだろうか。

W. L. Courtneyのミル伝記読んだり。おもしろくない。 こんなに豊かに時間のある時期にも、「時間がない」と焦るのはなぜか。 どっかおかしい。

やくみつる面白すぎ。でも負け。男であるってのはほんとうにたいへんなことだ。 ハードディスクビデオとyoutubeは娯楽を変えつつある。

徒歩で帰る途中、木屋町で飲んでしまう。犯罪ノンフィクションを借してもらう。

借してもらった『愛犬家連続殺人』角川文庫読んでしまう。ギャー。 埼玉のやつの方。同じ年の大阪の事件と混同していた。

あれだよな。小学生のころは誰しも夏休みの「読書感想文」とかってものに 悩まされたわけだが、あれの邪悪なところは偽善的で自由な感想を書けないところだ。 ほんとうに苦痛だった。「感想文」じゃなくて「読んだ本のリスト」なら素直に提出したのに。 もっと自由で、子ど もの自由な関心にしたがって読んだものの感想なりメモなりを提出させるべき だよな。いや、そもそも教師が子どもの読書についてなにか知ろうとするのはおかしいのかもしれん。

「ぼくは、きょう「あいけんかれんぞくさつじん」を読みました。とっ ても恐かったです。ぼくもおどされたらこま切れにするとおもいます。でも 「しかん」というのがどういうことかわかりませんでした。おとなの世界には わからないことがたくさんあります。ぼくもおとなになれるかな。」とかでい いじゃん。「2ちゃんねるのオカルト板を読みました。実はりょうき殺人につい てはこの板が一ばんじゅうじつしていると聞いたからです。今日読んだのは、 「りょうき殺人はんを語るスレ10」です。かこログが読めないのでよく わかりませんでしたが、リンク先のページから、りょうき事件にたいする人び とのねつ意を感じることができました。ぼくもりょうりはんざいについて研きゅうしてみたいです。」「電子回路の設計。トランジスタと真空管とFETの特性の違いについて。真空管配線も楽そう。300Bいつか試してみたい。でも最初はECL82で。シャシー工作できる?」とかでいいじゃんね。


2006/08/08 (火)

昼から。やっぱり胃の調子悪い。水の飲みすぎ?タバコの吸いすぎか。

学生指導1件。

市川の一家四人惨殺少年犯(死刑確定)のドキュメンタリーも読む。 ふつうの少年犯罪は陰影がなくてもうひとつか。やはり 犯罪はいっちょまえの中年が鬼畜というタイプがよい。 次は北九州一家監禁殺人について読みたい。・・・む、あるな。 うちの図書館はこういうのあんまり揃えてくれてないんだよな。市立図書館でも行くか。 youtubeにはキラーたちの動画もある。恐い。

私自身、ドロップアウトしたりスピンアウトしたりする危険は人生で何度かあった。 殺されるかもしれない場面も少ないがあったような気がする。 ほんとに生きててラッキーだ。

なんか眠い。頭動かず。今日はだめだな。

この時期図書館は5時まで、校門も閉っていて不便。まあ人がいないからしょうがないか。

夜になってから突然覚醒して部屋の片付けをはじめたり。

永井先生の『ベンサム』(研究社の方)今ごろ読んだり。先生は 好色文学がお好きなのだな。文章に陰影があってよい。

「ベンサムには、女性を愛する心がないのではないかとい う根拠のない憶測を生んだ。」

「人を愛する心」ではなく「女性を愛する心」と書くのがよい。しかしこの表現は かなり微妙だよな。 誰かについて、「性欲がなかったのではないか」と書くのはかなりおかしい(そういうひとは おそらくあんまりいないから)。 「同性愛者だったのではないか」なら、まあわからんでもない(そういう人はたくさんいる)。 永井先生はこう書きたかったのだろうか。 「人を(性欲とは違う意味で)愛する心がなかったのではないか」はわかる(そういうひともけっこうたくさんいるような気がする)。 ふつうに言う「人を愛する」ということと、 「(個別的・志向的な)性欲を抱く」は実際どう違うのだろう。 18世紀イギリスの人々の性生活はどうなってたか、 よくわからんよな。19世紀もよくわからないけど『我が秘密の生涯』あたりから想像はつく。 だいたい同じものだと考えてよいのだろうか。 「これは必ずしもサムの独創とばかりは言えず、仮にサムの独創としても類似 のものは〜」p.114 サムって誰?・・・む、兄弟?


2006/08/09 (水)

ジュンクに寄って、昼から。

落ちついているとは言えるが、今日も眠い。台風と関係あるのだろうか。

やっぱり読んだ本はできる限り記録しておくことが必要かな。面倒だな。

@Book{三中信宏06:系統樹思考, author = {三中 信宏}, title = {系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに}, publisher = {講談社現代新書}, year = 2006, yomi = {みなか のぶひろ} } おもしろいなあ。大物だ。

@Book{山下悦子06:男女共同参画, author = {山下 悦子}, title = {女を幸せにしない「男女共同参画社会」}, publisher = {洋泉社}, year = 2006, yomi = {やました えつこ} } 洋泉社は志が低い。

@Book{堀江珠喜06:おんなの浮気, author = {堀江 珠喜}, title = {おんなの浮気}, publisher = {ちくま新書}, year = 2006, yomi = {ほりえ たまき} } つまらん。

@Book{呉智英04:刑法三九条, editor = {呉 智英 and 佐藤 幹夫}, title = {刑法三九条は削除せよ!是か非か}, publisher = {洋泉社}, year = 2004} ここらへんは「評論家たちだから」と言わずにちゃんと読んでみる必要があるだろう ということで。でもあんまり興味もてない。

@Book{小泉仰97:ミル, author = {小泉 仰}, title = {J. S. ミル}, publisher = {研究社}, year = 1997, yomi = {こいずみ たかし} } 今ごろ読んでいる。ハリエットとの関係についての記述おもしろい。

総じてこの「イギリス思想叢書」シリーズはよく書けているようだ。 偉いぞ、イギリス哲学会。 永井先生も小泉先生も立派な学者だ。でもこの国は、このタイプの学者を これから生み出していけるんだろうか?

コント対ミルってのはおもしろいんだな。コントって骨相学好きだったのか。

だらだら本読んでいるとあっというまに夕方。

学生指導1件。

帰宅して代表サッカーを見る。知らない人ばっかりで新鮮。こんな暑いとき サッカーとはたいへんだ。

平成香川大学助教授の日記は おもしろいなあ。季節によって精神状態がかなり変わるようだ。

久しぶりにキリンレモンを飲む。あれ、うまいな。 小学生の時にキリンレモンを氷と水で割りながら飲んでたな。あれはなんだったんだ。

ネット掲示板での風評被害を防ぐベンチャー企業、ピットクルー。おもしろい。たしかにビジネスとして「あり」だな。


2006/08/10 (木)

だらだら寝て昼起きて午後から。今日も暑い。

研究室に引きこもって早や3週間、正直楽しい。ジュンク堂が昨日選書した本を 早速もってきてくれた(偉いぞジュンク堂)ので読書を楽しむ。

イエスがなにも奇跡とか起こさなかったら、やっぱり尊敬してもらえなかったんだろうか。 「信仰」ってのは無理か。 そういや、浄土真宗ってあんまり不思議なこと言わんよな。「浄土」ぐらい? (それだけで十分形而上学的か)

小泉先生の本を読みながらさらにミルについて考える。 ロマン主義的な暗い力についてミルは考えたことがなかったのかな。 そこがキルケゴールとの大きな違いだよな。 ワーズワースは好きだけどバイロンは嫌いだったらしいし。 19世紀中盤のイギリス音楽世界ってのもどうなってたんかね。 『オベロン』好きだとか。ベトベンやシューマンやベルリオーズや ワーグナーは紹介されてなったのだろうか。ミルにトリスタン聞かせたら 何と言ったろうか。「いや、ハリエットとはそういう関係ではありません。」とか。

@Book{ミズン06:歌うネアンデルタール, author = {S. ミズン}, title = {歌うネアンデルタール:音楽と言語から見るヒトの進化}, publisher = {早川書房}, year = 2006, note = {熊谷淳子訳}, yomi = {Mithen, Steven} } 音楽家は人々の感情をコントロールすることで人々の協力行動を引きだして きたのではないか、ということだ。おもしろいなあ。 小倉朗先生の名著『現代音楽を語る』(岩波新書)が 英訳されていれば引用されただろうに。 音楽は女を引きよせるために作られたというミラーの説の問題点。ほとんどの文化で音楽は 集団によって作られる。

夜も研究室。夜中になぜか梅干しが食いたくなる。滅多にないことなのだが。 明日素麺つゆに入れて食おう。

さて、衣笠の採点もしなければならんか。・・・「江頭聡」先生に提出している 奴がいて一気に気が萎える。さすがに今年は江口恥はいない模様。今年は「エ口聡」なら 許したけどね。

適当なID3タグのエディタが見つからん。やっぱりiTunesなのか。 「ライブラリに読みこむ」のチェックをはずせばよろしい。

@Book{ミュシャンブレ06:オルガスムの歴史, author = {R. ミュシャンブレ}, title = {オルガスムの歴史}, publisher = {作品社}, year = 2006, note = {山本規雄訳}, yomi = {Muchembled, Robert} } む、作品社から出ているセックス本はたいていつまらんので期待してなかったが、 これの前半は思想史としておもしろいぞ。しかしこのアナール派特有のだらだらした文章は どうにかならんのか。とても読みつづけられん。

@Book{エルドリッジ05:ヒトはなぜするのか, author = {N. エルドリッジ}, title = {ヒトはなぜするのか}, publisher = {講談社インターナショナル}, year = 2005, note = {野中香方子訳}, yomi = {Eldredge, Niles} } なんだこれ。なんかおかしい・・・というか標準的じゃない。 池田清彦読んでいるときと同じような違和感を感じる。あ、なんだ、グールドの相棒のエルドリッジか。

「生物の活動はすべて次世代に遺伝子をばらまくことを目的としているという 見解は、今やすべての生物の存在目的(すなわち、生きる意味)の説明になり つつある。それでも、私には、遺伝子が意志を持って拡散をはかっているとは とうてい思えない。」(p.30)

とか。 なんだこれ。ほんとに科学者なのかな。 最近のこの手の本としては、引用・参照する文献の数が少ないのも 気になる。とんでもない量がついてるのがふつうになりつつあるからなあ。 p. 156 「アンドロギュノス」の話がアリストファネスの『雲』のなかに出て来ると されているが、『雲』にもあの話はあった? なんかおかしい。 p.151からの"A Society without Fathers or Husbands"のナシ族の話も もとの論文見ているわけじゃないのか。

エルドリッジは「人間がセックスをするのは快楽のためだ」と力説している。 ほんとうかなあ。どうもなんかおかしい。 んじゃなんで多くの人間は美男美女とセックスしたがるのだろう? 美男美女とのセックスの方が「快楽」が大きいのだろうか。んじゃ、なぜそう なのだろう?これは説明を必要とするし、進化心理学が説明してくれそうなの だが、エルドリッジはどうしてそれを拒否するのだろう。

レイプについては「レイプは暴力」説をとるようだ。 「レイプが適応行為であれば、男性の大多数は日常的にレイプを繰り返し、 その結果、日常的に生命が宿され〜」。p.183 なんか基本的に議論を理解していないようだ。レイプが適応だと言われるのは、 ふつう、他の方法では繁殖できないような個体や戦争や略奪などの特別な状況において だけなんだと思うのだが。 だから「性犯罪者はふつうの人間ではない」とか書いちゃう。いや、 性犯罪者はふつうの人間だと思うよ。池田清彦も同じようなこと書いてたな。

戦時強姦についてもへんなことを書いている。 「こうした状況で組織的に行われるレイプは遺伝子を拡散することではなく、民族の 破滅を目的としている。」(p.191) まあそれでいいんだが、問題は、なぜではなく強姦するのかだろう。 かつ、強姦されて殺される人々もいるが、多くは生き残る。これはなぜだ。

性病についてのたわごともおかしい。p.202。 おそらくこの人はもうここらの議論について来てないんだな。

そのうちkallikles君に研究してもらおう。・・・と読み終ったあとにgoogleしてみると 評判悪いな。「end-point」のひとまで酷評してる。amazonのshorebirdさんの 「なぜ一部の人たちにとってドーキンスの利己的な遺伝子の説明の理解がこれほど困難なのだろう.この困難さには何かヒトの本質にかかるものがあるのだろうかとまで考えさせられ,」 という批評は適切。「なぜ why」に対する答の「原因」と「目的」の区別ってのは ほんとうにたいへんだ。おそらくこの原因と目的の混同ってのはそれこそなんか人間の 思考の本質にかかわる。いや私も「原因」や「目的」ってのがどんなものであるかよくわかってないけど。

ビッグブラザー、じゃなかった、gmail、連絡先リストに顔写真までつけられ るようになっている。怖すぎ。ほんとにNSAやFBIと無関係なのかな。


2006/08/11 (金)

朝帰って寝て昼から出てくる。当然だめだめ。学生指導1件。 遠雷。夏の終り。

ついに週刊文春を買う男になる。しかし続きそうにない。中年男は何を読めばいいのか。 どうでもいいが、高橋由佳利はイスラム教徒になったんじゃなかったのか。

@Book{伊東光晴06:ケインズ, author = {伊東 光晴}, title = {現代に生きるケインズ:モラル・サイエンスとしての経済理論}, publisher = {岩波新書}, year = 2006, yomi = {いとう みつはる} } 文章がヘタだと思う。

@Book{ヌスバウム05:女性と人間開発, author = {M. ヌスバウム}, title = {女性と人間開発:潜在能力アプローチ}, publisher = {岩波書店}, year = 2005, note = {池本幸生・田口さつき・坪井ひろみ訳}, yomi = {Nussbaum, Martha} } 買って放っておいたのだが、この前読んだ『功利主義は生き残れるか』のおか げで、選好じゃなくてケイパビリティでアプローチ、ってのを採用しようとし ている人々のポイントがやっとわかりつつあるので。まあ認知心理療法済みの 選好ってのでよいような気がするんだが。あとで時間があるときによく考えよ う。この文脈でもミルは重要だな。 それにしてもヌスバウムってひとはここ10年ものすごい仕事量だ。

今日は早く帰ってゆっくり寝よう。明日から本気で仕事します。秋だし。

アルカイダ?の暗号解読されたのかあ。今実戦での暗号事情はどうなってるんだろう。 危険な単語が入ったフェイクのメールをやりとりしてみたいような気がする。

@Book{三浦俊彦02:論理パラドクス, author = {三浦 俊彦}, title = {論理パラドクス}, publisher = {二見書房}, year = 2002, yomi = {みうら としひこ} } このひとには非常に注目しているのだが、倫理学まわりのことも色々書いている。 どれも微妙。よく考えてみよう。


2006/08/12 (土)

朝から。なんかバテバテ。自転車に乗るのもいや。 あんなに夏が好きだったのに、今年はもう好きじゃないようだ。

『オルガスムの歴史』ぱらぱら。 やっぱり『我が秘密の生涯』は重要作品だよな。サミュエル・ピープス の日記にも触れてもよさそうなものだ。

学生指導1件。

午後俄かに掻き曇り雨。久しぶりの雨。すぐにあがる。

やっとやる気になりそうな気がするので、なにをしなければならないか確認して やる気がなくなる。

こんなに引きこもっていて、秋に人と会うとなったときにちゃんと社会復帰できるのだろうかとちょっと不安に。

@Book{ステルレルニー04:ドーキンスグールド, author = {K. ステルレルニー}, title = {ドーキンス vs. グールド}, publisher = {ちくま学芸文庫}, year = 2004, note = {狩野秀之訳}, yomi = {Sterelny, Kim} } ソーンヒルとか批判している。あ、Sex and Deathの著者か。注文しておこう・・・と、図書館にある。私が入れてもらったんだな。 ドーキンスかグールドかって、いわれれれば、そりゃドーキンスの方が信頼できるよな。 どうして私は主流派、本流が好きなのか。かつ本流にいたいと願うのか。小川を自分で 掘るより、本流の川岸でちゃぷちゃぷ水遊びしたいね。でもマルクス主義とか「本流」とされた時代 に生きてたらそっちで水遊びしてたのかね。

主要な哲学者の生きてた時期を線分で表記した年表が欲しい。ついでに 主要著作の発行年と主要な歴史的事件が載ってるような。自分で作るか。 頭いい人々の場合頭のなかに入っているんだろうが。

キルケゴールはいったい何を読んでたか? 神学まわりと文芸作品ぐらいしか読んでなかったろう。 カントとヘーゲルは目を通すぐらいはしたんだろうな。 しかし総じて同時代の哲学には無知だったんだろう。 実はホッブズもロックもヒュームもミルもコントも、ルソーでさえ読んでないんだろう。 ヴォルテールあたりは読んだかもしれんが、パスカルもモンテーニュも読んでないんじゃないか。 自然科学についての知識もほとんどなかっただろう。 ちゃんと読んだ分量より書いた分量の方が多かったんだろうな。

今日も結局本読んで一日終ってしまった。・・・いや、少し採点するか。採点するプロメテウス。

気温が下がったのでジョギング。

映画『OUT』見る。まあこんなもんかな。


2006/08/13 (日)

昼から。まずレポート採点続き。

@Book{フィッシャー05:人はなぜ恋に落ちるのか, author = {H. フィッシャー}, title = {人はなぜ恋に落ちるのか:恋と愛情と性欲の脳科学}, publisher = {ソニーマガジン}, year = 1005, note = {大野晶子訳}, yomi = {Fisher, Helen} } なにも科学的でも実証的でもない。内容もつまらん。読む価値がない。

howm (howm-grep)の動作がちょっとおかしいので困る。文字コードの問題。 nkf -j foo.txt | nkf -e > bar.txt しても、nkf --guess bar.txtするとshift-jisと判別されるファイルがある。なぜだろう?emacsで開くとeuc-jpと認識されているような気がする。 ここらへんよくわからんなあ。shift-jisとeuc-jpは確率的にしか判別できないんだろうが。 どうなのだろう。まさにバッドノウハウ。 マイクロソフト/ASCIIの手抜きの悪行が20年以上人々を苦しめるわけだ。 (当時は意味あったんだろうけどなあ) 今どき、ふつうのテキストファイルはutf-8で保存するべきなのだろうか。 っていうかOS Xでutf-8に移行したときに全部移行すべきだったのか。 そういやrxvtもunicode表示できないまま(だから ls すると文字化け)だし。 ・・・・いやいや、PC環境とかそういうことを考えてはいかん。 現在の文字コード事情を知るだけで1日かかってしまうような気がする。 PC環境はあるがままに。HTMLの文字コードもあまり考えずにiso-2022-jpで。

ここ1、2年に私が 手に入れた最善の教訓は、「物理的・社会的にサバイバルするノウハウを手に入れるだけでたいへんなのだから、 コンピュータとかのバッドノウハウに時間を使ってはいかん。」windowsと縁を切ったのは たいへんよかった。emacsやlatexとはまだ縁を切りきれてないが、gmailのおかげでずいぶん よくなった。

三中先生の本を読み、なんか学部生からやりなおせたらなあとか。 ♪人生が〜二度〜あ〜れば〜、ああ人生が〜二度〜あ〜れば。そういうこと ばっかり考えてるからいかん。人生は誰でも一回しかないのだ。 だいたい二度あっても同じことするわけじゃから。これが運命愛ってやつ?

パーカーがストリング入りオケやビッグバンドとやってるのはあれほどよいのに、 キューバンやってるのはなぜあんなにダメか。スイングな人々と いっしょのジャムセッションで一人だけビバップするのはなぜあんなにかっこいいのか。

学生指導1件。

採点1科目で夜までかかる。もう1科目やろうとすると、 気が萎える。帰るか。

@Book{西尾孝司05:ベンサムの幸福論, author = {西尾 孝司}, title = {ベンサムの幸福論}, publisher = {晃洋書房}, year = 2005, yomi = {にしお たかし} } なんだこれ。「従来、ベンサムのサンクションを、日本人のベンサム研究者たちは「制裁」と 訳してきた。しかしながら、かれのサンクションを制裁と翻訳することは、完全に間違っている。 これをあえて翻訳すれば、〈信賞必罰〉が適訳であろう。」p.25。 うーん、サンクションに報奨の意味があるのはわかるが、 「信賞必罰」はそういう意味じゃないだろうよ。ここで読むのをやめる。

ほんとうに体がアルコールを受けつけなくなった。 ていうか前から飲めない人間なのに勘違いしていたのかもしれない。 早晩ほとんど飲まない人間になるような気がする。 (父親は若いころは飲んだようだが、中年になると飲まない人間になったようだ。 晩酌の習慣もなかった。まあ田舎は車社会であるのも一因かもしれんが。母方は飲む人が多い。) まあよいことなのだろう。 豪快に酒を飲む人間になりたかったような気もするのだが。

あんまり歩いてないので独語仏語学習停滞ぎみ。かろうじて ビジネス英会話はジョンギングのときに聞いてる。英会話上級編は今期はもうひとつ。 podcastは飽きた。NHKは偉大だ。


2006/08/14 (月)

早起き。散歩。朝から。でも寝たりない感じ。

煎茶飲んで目を醒して、細かい仕事を。レポート採点今日中にやってしまおう。

やっぱり午前中昼寝してしまう。

@Book{斎藤勇88:対人心理学重要研究, editor = {齋藤 勇}, title = {対人心理学重要研究集(1)-(5)}, publisher = {誠信書房}, year = {1987-1988}, yomi = {さいとう いさむ} } 社会心理学の有名の論文の紹介。 この分野も気になるというか好きな分野のはずだし、部分的にはいろいろと目 や耳に入ってきているのに、全体としてどうなっているか を体系的に知ることがなかった。この分野ってのは ビジネスとかと関係の深いわけで、蓄積もずいぶんあるなあ。 もう20年も前の本だから、ずいぶん知見も変わっているのだろう。 でも倫理学者も基本的な知見ぐらいは知っておかなきゃならんよな。

とか。

邪悪なリーダーや巧妙な詐欺師、ナンパ師、ヒモなどなら経験的によく知って いるようなことばかり、っていう気もするが、奇妙な実験環境を作りだすとこ ろがこの分野の腕の見せどころだな。 認知的不協和の理論は、社会心理学の他の分野に比べて直観や常識に反するところが 魅力だな。でも最近はアレなのかな。またもりかえしたのかどうか。

ほとんどの論文で被験者を属性や(あらかじめ検査した)性格特性とかで細か く分けることはしていない。なぜだろう?そういう分野なわけなのだな。ある いはこの時期(80年代なかば)まではそうだったのか。ちゃんとした教科書を 何冊か読んでみるべきだな。 サイエンス社の『社会心理学セレクション』がよさそうだ(何冊かは持ってる)。 全巻図書館に入れてもらおう。

まあ70年代ぐらいまでには「研究倫理」とかあんまり意識してなかったのがわかる。 それがおもしろい結果を量産していたわけでもあるな。 有名論文それぞれに研究者の顔写真がついているのだが、どいつもこいつも 邪悪に見えるのは気のせいか。

あら、首都で大規模停電か。テロかと思ったろうな。(実はテロ?) 船長の単純ミスだとしたら、被害の大きさがおもしろすぎる。

「花火うるさいと67才が散弾銃」。うちのところは今年はあまりうるさくない。

レポート採点に苦しむ。こっちは課題をもうちょっと練るべきだった。 授業も十分理解してもらえていたのか心配。夜までになんとか終わる。

採点表への転記がなあ。自宅でバーコードかなんかでできるといいのだが。 衣笠大学は学生にQRコードを配布しているのだが、読み取り機はもちろん大学。 これ、カメラ(iSight?)があればMacとかでも読めるのだろうか。ずいぶん楽になるのだが。 そもそもQRコードとはなにか? どの程度の情報が入っているんだろう。・・・うーん、 わからん。いやいあ、無駄な時間を使うのはやめれ。

久しぶりに万葉集読んで寝る。我々とほとんど変わらぬおそらく普遍的な心理を表現してるよな。 やっぱり時には文学。


2006/08/15 (火)

武装解除開始記念日。 午前中から。しかし頭に霧がかかっている。さっそく昼寝。

学生指導1件。

eBookJapanはいつのまにか夢の ようにいろんな漫画を集めているな。紙ではなく読みにくい電子データに420円 は出しにくい。そもそもMacじゃ読めないのか。それでも1冊100円まで価格を落 とせばとんでもなく売れまくるんではないのか。会員制月額1万円で電子データ (PDFでしょうがない)読み放題とかどうか。ジョージ秋山先生や永井豪先生の を全部読みたい。っていうかジョージ秋山図書館はないか。漫画喫茶行けばい いのか。

@Book{ジアネッティ02:嘘なしでは生きられない, author = {E. ジアネッティ}, title = {人は嘘なしでは生きられない}, publisher = {角川書店}, year = 2002, note = {山下篤子訳}, yomi = {Giannetti, Eduardo} } む、あんまり名前売れてない人だが、これはけっこうおもしろいぞ。 この夏読んだ本のベストだな。ブラジル人かあ。 邦訳タイトルが悪い。 『自己欺瞞』あるいは『自己欺瞞の技法』にするべきだ。(Lies we live by: the art of self-deception) ブラジル人は、文化的に自分をどう考えているんだろう。やっぱりヨーロッパ 文化の継承者なのかな。ポルトガル文化じゃないよな。この本も「ふつう」の哲学の 伝統の上にあって、スペインやらポルトガルやらの哲学・文学は出てこない。

ダーウィン「ヒヒを理解するなら、その人はロックよりも形而上学に貢献するだろう。」 んじゃディスプレイ痴漢の心理を理解したらセックスの哲学に貢献できるだろうか。

首相が靖国に参拝に行ったらしい。毎年ながら この問題は複雑すぎてどう考えていいのかさっぱりわからん。一回自分でpro/conの基本的な理由の長い長いリストを書き出してみるべきなのかもしれん。 ある程度問題が複雑になるとふつうの人間の頭には そういうpro/conリストが頭に入いりきらないようになる。この問題の場合、70cm〜1mぐらいの 巻紙が必要なんじゃないだろうか。 でも実際にやってみるほどは興味がない。 実は5cmぐらいしかなかったりして。

ぱっと頭でやると、参拝反対派の方が分が悪いように見えるし、 ここ10年ぐらいで全体の論調が変わってきているような気もするが、 どうなんだろうか。

ちなみに、ふつうの安楽死や中絶の問題だと50cmぐらい、 それに障害者問題を入れると70cmぐらいになる? 自由意志問題だと・・・20cm?なんちゃって。10mぐらい。

そういやうちの母方の祖父も「大東亜戦争」なるもので戦死しているはずだ。 百姓家で子どもが7人も8人もいるのに、いったいなんだって 戦争になんて行かなきゃならなかったんだろうか。なんだかなあ (同じような状況だったはずの父方の祖父は行かずにすんだらしい。おかげで大往生。)。 名前も正確には知らない(まあ祖父母はどれもよく知らないのだが)。 どんな人間だったかもわからない。 母親もまだ物心つく前の話だから、彼女にも記憶がないのだろう。 敬意のないだめな子孫をもって気の毒な気がするが、おそらく彼らは もうふつうの意味では存在していない。 先祖を(形はどうあれ)祭ったりすることには、 やっぱり生きている人間には意味があるんだろうなとは思うのだが。 まあそのうち田舎でご先祖様について調べてみるかね。

岩波新書の陶淵明の本を再読しながら寝る・・・あ、このひとは野原仙人のお師匠さまか。


2006/08/16 (水)

昼近くまで寝てしまう。十字屋に寄って午後から。

昨日は小泉より加藤紘一が放火テロにあったことの方がニュースかもなあ。

CD買うのをやめてNHK FMを聞くべきなのではないか。・・・ 「iTunesでラジオを聞け」という天の声を聞いたが、好みの番組がないんだよな・・・ と、そういやネットラジオが あったんだった。これが自動で録音できれば言うことないのだが。

眠くてなにもできない。

しょうがないので部屋の片づけ。床にものを置くな!机はいつも整頓して広く使え!

WikiPedia(en)、音楽関係もどんどん充実していてすげえ。アメリカ中心のポピュラー音楽についてはこれ以上のリファレンスは存在しないだろう(特に曲ごとの由来とか影響関係とかすげー)し、 クラシック分野でもグローブ音楽事典を抜いてしまうんではないのか。つい読みふけってしまう。

Windows機は調子が悪くなったらディスクまわりを疑うこと。 ディスクを選択→プロパティ→ツール→ディスクチェック→「修復」「スキャン」を 選択して再起動。なんでこんな面倒なんだ。起動時に自分で診断して修復するもんだろうよ。

大文字見ずに代表サッカーを見る。名前と顔と体型をおぼえるのがたいへん。

夜も研究室。夏休み後半戦の開始!と思いたい・・・・が調子が落ちている。

夜中にNdegeocello聞いてたらビリビリ来た。 なんというか、なんとも表現しがたい強い印象を受ける。 ふつうの感情を表現する言葉では表現できん。他に似た感覚がないと思う。 「感情」とか「気分」とかとどう関係しているのかもわからん。 なにも連想するものがない。 こういうのは「音楽的感動です」としか言いようがない。「感動」も「なんか moveされている」としか表現しようがない。なんだこれ。 しかし、とんでもない知性を感じる。 ベトベンの四重奏とかも時々そういう感じがある。

「男性優位社会」という言葉に対して感じる奇妙な感覚のポイントはなにか。 わからん。 「男性」がグループとして自分たちが優位な社会を作ろうとしている わけじゃないことにあるんじゃないか。たんに他人(他の男性?)と競争して しまい、軍拡競争(「赤の女王」?)の結果、グループとして優位に 立ってしまっているように見えるだけなんじゃないか。

少なくとも、個々の「男性」は他の男性を「男性であるから」という理由で 助けようとはしないだろう。むしろ「同性であるか」という理由で 攻撃したり足ひっぱったりしそうだ。「俺は偉い(偉くなりたい)が、 他のやつらは同じだ」なんじゃないのか。


2006/08/17 (木)

朝帰り。

夕方起きて日が沈むころ出てくる。

駅で買った『日経ビジネスAssocié 実践書類&情報整理術』を読んで机の 整理方法を学ぶ。もちろん私が学ぶことは常に実践とは関係がない。

再提出を命じた生きる力のない一回生からメールが届く。 挨拶や前おきなしにいきなり、 「私は今回、このレポートを書くにあたって、19世紀の思想家を一人とり あげて論じようと思う。19世紀のたくさんの思想家の中でも私は、高校の時 の倫理の授業の時に習って印象的だった『デカルト』について調べ、論じてい こうと思う。」 脱力。

DQNの川流れ。どうしても1999年の事件(youtube動画 )をおもいだすわけだが(感想)、 http://www.d1.dion.ne.jp/~masehts/message/leader.htmlおもしろい。人々は「こいつら死んでもいいや、いや死んでくれ」と思ってたのかもしれんな。人には嫌われないようにしなきゃならん。

ベトベンの四重奏、前期より中期、中期より後期の方がずっとよく聞こえ るわけだが、なにがよいのかと聞かれてもなにも説明できないよな。音楽の場 合は並べて比較するってことができない。なんか感じるときも、どんな音楽で も単純な感情と結びついているわけではないような気がする。

音楽美学とかもおもしろそうだなあ。岩波の「一冊でわかる」シリーズで 出してくれないかな。本家(OUPの Very Short Introduction シリーズ)では出てないのだろうか。 それにしてもこのシリーズ、どれも質が高くてすごすぎだよな。なんというか、 アカデミズムの力の差を見せつけられるというかなんというか。読者の力も違うのかも。 Wikipedia見てると英語圏の人間との文章力の差を知るよなあ。まあ人口が違うからしょうがないのか。 サイトは http://www.oup.co.uk/general/vsi/か。Musicってのも出てるな。全巻図書館に入れてもらうことはできるだろうか。交渉してみよう。 岩波は全部訳出する気かな。がんばって早急にやってほしい。

youtubeでndegeocelloのビデオにはまる。鼻血でそう。よい時代になった。というか いくら時間があっても足らん。黒人の人は頭の形がよい。また頭刈ろうかな。 こんなふうな音楽作れるっていうか、こういう耳と想像力を持ってるってのはほんとに どんな感じなんだろう。

@Book{チェスラー03:マーガレットサンガー, author = {E. チェスラー}, title = {マーガレット・サンガー:嵐を駆けぬけた女性}, publisher = {日本評論社}, year = 2003, note = {早川敦子監訳}, yomi = {Chesler, Ellen} } 歴史書。歴史的事実はよく追っているけど、サンガーがどういう人間だったのか さっぱり見えてこない。 あら、マーガレット・サンガーってハヴロック・エリスとダブル不倫してたのか。サ ンガーもエリスも薔薇十字団だったのか。いったいこの時代はどうなってんだ。 いろいろ知らないことがあるなあ。・・・いや、荻野先生の本で読んだはずだ。 記憶が。


2006/08/18 (金)

雨がぱらつくなか朝帰り。

フェミニストが「なぜ女性には大芸術家がいないのか」なんて問い立てるのは 奇妙だ。馬鹿げている。 紫式部もジェーンオースチンもアガサクリスティもアルゲリッチも内田光子も ニーナシモンもンデゲオチェロもいるじゃん。

一寝して昼出てくる。

いろいろ苦しむ。

学生指導1件。

ネットが遅くて(特にネームサーバー引くのが遅い)困っていたのだが、 FirefoxにNo Scriptエクステンションを入れると少し楽になる。 どのページもアクセスごちゃごちゃスクリプト入れているのだなあ。

だめだめ。こらいかん。帰宅。


2006/08/19 (土)

完全オフ。大学には行かない。

朝から地元共同体の行事に参加。自律的エージェントであることを放棄する。

地蔵盆。御近所の人びとに 顏見せ。朝から会場の設営など。読経にも参加。

人びとのこういう普通の生活やお祭りなどは、人びとの長年の経験によって 作りあげられていて、ミルが言うように、一定の尊敬を受ける資格があるのだなあ。 それは一般の人びと向きに作られている。私もごくふつうの人間なので そういう生活が向いてたのかもしれんな。なんでそれじゃだめだったんだろう。 いやいや。

イギリスとかで「人間は猿(の先祖)から進化した」とかってことが受け入れがたい と思う人びとがいるのは、あそこらには霊長類があんまり住んでいないから ではないか(Wikipediaによればヨーロッパと北アメリカにはいないらしい)。どう見たって人間は社会性の猿の仲間じゃんね。 どこが違うのか。 余っている日本猿を群ごと輸出したらどうか。

寝たり起きたり。♪昼寝を〜すれば夜中に〜眠れないのはどういうわけ〜だ〜?

語学ラジオはなんとか聞き続けているが、フランス語だけ未聴がたまってしまっている。 『ビジネス英会話』は聞いてるだけで勉強になるが、フランス語はテキスト読みながら聞かないと効果が上らないようだ。まあなんにしても独仏が使いものになることは ないだろう。純粋趣味。自己目的。どうせだから秋からはスペイン語、その次の春からは 中国語もやろう。

ムーミンといえば図書館、図書館といえばムーミン、なのはなぜだろう。 市の(小さな小さな)図書館を使うようになって 最初に読んでたのがムーミンだったんじゃないか。 あのラインの文学にはまった少年少女はいずれもれなくゲド戦記とか読んだんだろう。 彼ら彼女らがほんとうに自分の影に気づいたのは何歳ぐらいなのだろう。


2006/08/20 (日)

引き続き地域共同体行事。朝から。早起きは三文の得らしい。

さらに奉仕活動。慣れぬ肉体労働で汗をかく。空と風が秋。

床屋。再び坊主頭。今回はついにバリカンの限界の1mmにチャレンジ。青々。しかし やっぱりヒップホップな人にはなれず、ただの生臭坊主。せめて 諸星大二郎先生の漫画に出てくる真面目で気弱な青年僧のようにはなれんのか。

その足で研究室へ。床屋で熟睡したのだが、まだ眠いな。

どうにもならないので夜 Metroへ。 高橋ゲタ夫先生が率いる Descarga Ven Ven Ven。 サルサの皮を被ったアフロ/ラテンジャズバンド。 "My Favorite Things"を6/8 アフロにした曲がベストチューン。 そういうバンド。 音楽的にはやりたいことがはっきりしていて、とてもおもしろかったが、 踊りを目的に来たお客は踊りにくそうだった。 ダンスと音楽性の追求は相いれないところがあるのかもしれん。 純日本人バンドがラテンやるときほんとうにスペイン語でやる必要があるのかとか。 やっぱり歌ものやるときは歌詞は大事だと思うのだが。 やっぱりインスト中心のバンドは最初からハンデを負ってるとか。 ビールは1本だけ、あとは水を飲む中年男。


2006/08/21 (月)

12時間近く寝てしまう。午後から。夏休み後半戦。 いろいろ思うところあり、研究室のブラインドを開けてなるべく太陽光が入るようにする。 窓ガラス掃除してほしいなあ。

うだうだ。 調子出ずペトラルカの『告白』とか読んだり。つまらん。低級なナルシシズムが鼻につく。

ギアーツ(『ディープ・プレイ』。バリの闘鶏の話。)とかも読んでみたり。わたしはいったい何をしているだ?でもおもしろいなあ。解釈人類学っていうのかな。 やっぱりこういうのは実際に文章を読まないとだめなんだよな。 どうでもよいが、高校までの国語教育が文学に偏っているのはどうなんだろうか。 『国語』で扱うべき文化ってのはもっと広くて深いような気がする。 高校までで扱う教育ってのはそれほど広く深い必要はないのか。 やっぱり大学高等教育が担当するものなのかな。そうだろう。 アカデミックなものはふつうの人の人生にもっと大きな影響をおよぼすべきだ、とまでは 言う必要はないか。

「消毒された生活」とかいう言葉が思い浮ぶが、意味がわからん。でも 私の生活はけっこう消毒されている。unsocializedであるところ関係がある。

学生指導1件

なにがあっても早寝早起きすること。 どんな季節でも、日が昇っているあいだが活動時間である、と思いこむこと。 Retournons à la nature! (合ってるかな?)これ原典あるんかいな。

早寝。


2006/08/22 (火)

しかし早朝というよりは深夜に目が醒めてしまう。

夜明け前に雨。 最近アルコールが苦手になってきたのに加え、コーヒーもあんまり飲めなくなってきた。 煎茶が一番。

このファイルをutf-8で書くと、アクサンつきのとかも簡単に出せるのかな? しかし入力方法わからんな。 (set-input-method french-postfix) とかか。 Je m'intéresse à la philosophie. ふむ γνώθι σεαυτόν こらいいや。どれも合ってるかどうか不明。 なるほど。こりゃいいや。でも辞書(lookup)との相性が悪いな。アクサンとった形で辞書引いてくれないと。 utf-8とutf-16がどうちがうかもわからんのだが。TeXもutf-8で書けるのだろうか?→よくわからん。それほど使うときないしな。babelでいいや。

朝大学、ものを取って 衣笠に借りっ放しの本を返しに。ついでに情報センターでIDをもらい、 別の部署でQRコードについて 調べて、実際に2、3枚スキャンしてみる。けっこう情報がはいっているが、 学籍番号らしきものが一人につきふたつあるぞ? ふたたび大学。京都市内を対角線に端から端まで往復したわけだ。遠い。

最近テレビを見る習慣が瀕死状態にある。8月はかろうじて代表サッカーを 見た記憶があるが、ほかなにか見たかな。

午後。まあ落ちついている。しかし本読んで逃避してしまう。

学生指導1件。

『死霊の盆踊り』。ばからしい。ダンスはダンサーにやらせないと。


2006/08/23 (水)

前日は早く寝て長時間睡眠。朝から。

学生指導1件

採点の転記。 少しづつ締切が 守れる男になりつつある。ジジイ犬にも芸をしこむことはできる。

眠い。イスの上で昼寝。

早く帰る。

冥王星問題は深刻な展開に。私は蠍座なのでできれば冥王星を応援したいのだが、たしか に惑星は八つでよいと思う。「いきなり兄弟が増える言われましてもな」「あ の方、前からちょっと違うなとは思ってましたけどな。」「別に質量なんかで差別す るわけちゃいますけど」「軌道がずれてはりますな。なんか自転軸も他のんと 違うとか。」「なんやよくわからんお仲間がいらっしゃったとか」「ああいう 方々といっしょしてらっしゃる方とは」「ああ、うちには、一番内側のちっさ いのもんもいますけど、外側の人とは出が違います」なぜ人は分類したがるのか。

→ 昼間の採点、郵便局に寄るのを忘れてうちまで持ちかえってしまった。外に出る気になれず そのまま。もう新しい芸は学べない。だめだめ。→ これではいかんと 夜中にコンビニに。しかし書留ゆうパックは送れない。犬の生活。


2006/08/24 (木)

掲示板CGIのたぐいに宣伝書きこむエージェントがいて、ここで使っている匿名メールCGI がひっかかってしまった。まあ歴史的使命を終えたのだな。シンプルだが10年も大きな事故なく動いてくれた 優秀なスクリプトだった。プログラムの寿命ってけっこう長い。

好天。朝から。採点転記。いつもながら「不可」をつけるのはいやなものだ。 一応締切に間にあったつもり。

む、ネームサーバ引くのがずいぶん速くなった。メンテごくろうさん。

少なからぬ太陽系知的存在者が注目している冥王星問題、本日決着か。掲示板と かでも、「このスレッドとあのスレッドは同じ話題だからいっしょにしなきゃ」 「板違い」とか整理したがる人達がいるよな。(fjのような階層化されているところでは、そればっかりやってる人びとがいた)きちんと整理し たい分類したい、という欲求は大事なのだなあ。もし火星に高度な 知的能力をもった生物がいた場合、彼らも整理したいと思うのだろうか。知的ってのは どういうことかわからんからな。

ふたたび研究室へ。ぜんぜんだめなので帰る。

帰り道、飲み屋に寄ってしまい、ある状況の飲み屋における中年男の あるべき振る舞いについて考える。

店にはいってしばらくすると、明らかにやばめの一見さんカップル入店。 いらん手品とかしてわーわー。明らかなトラブルと暴力の匂い。 なんかアラを探していちゃもんつけたりしようという気配。 よく行く客として帰るべきか、とどまって 万が一のためにマスターを応援すべきかどうかとか。 一人で飲む人間はけっこう出会う状況だと思う。 女性の連れがいる場合はすぐに出るだろうし、 男の連れがいる場合は(連れにもよるが)残るだろうという状況。 一人だとどうするか。 今回は(残るもう一人のお客もとどまったので)とどまった。 うーん。でも自分の身の安全のためには、あらゆる危険は避けるべし、ヤバい 場合はすぐに帰るべし、でないと怪我するぞ、むしろ邪魔かもしれんし、 とも思うのであった。 でもやっぱり邪魔でも残るんだろうなあ。 あとでマスターにたずねると、 「ふつうの(状況のわからない)お客さんはいてもらったら困りますが」とのこと。 やっぱり誰もいなかったら心ぼそいんだろうなあ。

冥王星、ついに地球人から惑星の資格を剥奪される。 気を落とさずがんばれ。影の存在でこそ冥府の王。 太陽系の暗黒の勢力。これから誰もが冥王星を気にせずにはいられないように してしまえばよい。目に見えぬ凶星!


2006/08/25 (金)

昼前から。心落ちつくまで本を読む。昨日借りた『殺ったのはお前だ』(宅 間守他のドキュメンタリ)とか。宅間君すげー。ついでにスナックママ連続殺 人事件について調べる。15年前かあ。ちゃんと捕まって死刑判決受けてるな。 よかった。

@Book{バートル06:犯罪心理学, author = {C. R. バートル and A. M. バートル}, title = {犯罪心理学:行動科学のアプローチ}, publisher = {北大路書房}, year = 2006, note = {羽生和紀監訳}} とかも。心理学ってよりは犯罪類型学。と、原題は Criminal Behaviour: An Psychological Approachだった。そうだよな。邦題逆じゃん。 クールな記述がかっこいい。FBIの新入生とかこういうの読んで勉強するんだろうか。 探偵倫理学とか倫理学者探偵とか可能だろうか。次々に殺される大学倫理学教授、 犯人は功利主義者のOD、じゃおもしろくないよな。でもミステリー仕立ての倫理学入門は 誰か書いたら当たりそうな気がするな。私はできないけど。

矮惑星となった冥王星。この「矮」という表現はPC的に大丈夫なのかな。 dwarf planetよりはましか。

いったん帰宅して仮眠、夜出てくる。

FirefoxにGoogle Toolbarというものも入れてみるが、googleに読んでいるページを 報告するのか(オプションではあるが)。これまた恐い。

久しぶりに聞いたが、ジョージ・マイケルはよい。欠けているのを揃えてお くか。・・・っていうか、Patience以来、新譜もなにも出してな いのか。だいたいオリジナルスタジオアルバムは5枚しかないのか。 こんなに才能あるのになにやってんだろう? 同じ期間にプリンス様は15枚ぐらい出してますよ。


2006/08/26 (土)

地べたで寝たあと朝帰り。

午後出てくる。だらだら。

雷。秋が来るよ。

夜に雨。研究室。調子あがらず。でももう帰れない。

『犯罪心理学』ほぼ読みおわる。うーん、 犯罪と心理学とか生物学とかって話になると、悪名高いロンブーゾあたりを 思いうかべてしまうけど、この分野も急速に発展しているようだ。

この分野ではH. J. アイゼンクは重要な学者なのだな(ほとんど彼の仮説を支持する証拠 がないにもかかわらず)。恥ずかしながらぜんぜん意識していなかった。倫理 学勉強者としてどうなんだろうか。

そういや、免許の更新のときにやらされるあの心理テスト、どう使われているんだろうか。 厖大な量の蓄積があるんだろうが、道交法関係にしか使われていないのかな? (いや、自分で持って帰ってください、だったか。)

なぜ他の学問分野は 教科書が学説の引用や参照などでこれほど充実しているのに、倫理学というと薄っぺらいものに なってしまうんだろうか。

サイコパス。へんだよな。犯罪学者が研究しているサイコパスは 失敗しているダメなサイコパスだけなのだ。いや、失敗しているということが サイコパスの定義に入ってしまうのかもしれん。 チンパンジー用サイコパス尺度チェックリストとかもあるようだ。おもしろいなあ。

まあ犯罪だけじゃなくて、人間の類型学のようなものってのは おもしろいんだよな。 あるタイプの人々はあるタイプのことをする傾向がある、と思われる。 われわれは古代からずっとそれに関心をもって記録している。 人間に対する関心の大きな部分は、その特定の個人ってよりは タイプに対する関心なんじゃないのか。

さらにサイコパスや反社会性人格障害。 エゴイストでさえないような気がする。なんだこれ。ううむ。 反社会的とか非道徳的というよりはirrationalとかimprudentとか言いたくなるのだが。 はあ、そうか、ここには本物の倫理学的問題があるのだなあ。 -->


2006/08/27 (土)

朝帰り。寝る。午後ジュンク堂に寄っていると大雨。 しばらく雨宿りして大学、しかし昼寝。

帰宅しても寝る。また起きて寝る。


2006/08/28 (月)

前日は久しぶりに寝まくった。昼前に起きる。寝すぎで首が痛い。

大学。恒例の校舎の特別清掃。ワックス塗り。教員部屋も特別清掃してもらえるのだが、 そのために自分で片づけねば。窓も拭いてほしいなあ。

なんか酔っ払う。


2006/08/29 (火)

ひきつづき長時間睡眠。昼まで寝ている。

午後研究室、しかしどうにも調子悪いのですぐ帰る。

さらに長時間睡眠。なんなんだ。


2006/08/30 (水)

やっと起きだす。3日ぐらい寝てばかりだった。カゼだったのか、 夏の疲れが出たとかそういうやつなのか、それとも逃避か。人生イヤイヤ病?

朝から。月末だ!

イヤイヤ。いやいや。人生いやいや。 自殺する小中学生には、人生いやいやでもなんとか生きていけることを 知ってもらいたいものだ。いつも思うことながら、年寄は年寄であるだけで偉大だ。 小中学生の遺書は公開されることが多いけど、 中年男の遺書3万通も公開したらおもしろいのにね。

夜も研究室。だめだめ。 ヒゲ剃ってみたり。ゴミ箱を洗ってみたり。 床に散らかっているものをテーブルの上に上げてみたり下してみたり。 あんなに充実した8月前半はどこに行ったのか。

深夜、机の上を整理したところでやっと落ちついてくる。 筆記用具はぜんぶ引き出しにしまうのが正しいようだ。日々学習。

芸能人の美容整形ネタって意外におもしろいなあ。感情を読んだりウソを見抜いたりする 能力が進化してきたように、整形を見抜く能力も 進化するだろうか。


2006/08/31 (木)

秋。朝夕は涼しいというか肌寒い。思えば田舎では、夏の朝でもいつもこう いう感じだったような気がする。緯度の差か、ヒートアイランドか。

寝て午後出てくる。今日もだめだな。

学生指導1件。

窓を開けてセミの声を聞きながら汗や脂汗をかく。あれ、喉が痛いぞ。 それにあっという間に アセモが。今年は悩まされなかったのは クーラーのおかげだったか。ありゃら。

だめ人間なので帰る。早寝。


EGUCHI Satoshi <eguchi.satoshi@gmail.com>